皮物、粉物は、国籍を問わず、大好き。
あの
ベトナムで買った料理DVDで、手作り風な皮が使われていました。
ベトナム語はわからないのでどういう物が使われていたのかわかりませんが、
似た物で思い出したのがこれ。
見るからに手作りな春巻きの皮です。
「手工製造」っていうのが手作りのことでしょうね。
数年前にチャイニーズマーケットで見てから、ずっと気になっていました。
行くたびに「今日こそ買うぞ!」と思うのですが、ついつい値段で引いてしまって、
数年間も買えずにいました(苦笑)
今回は絶対買う!と思って買ったのですが、なんとまあ、2ドルも値上げされて、
$4.99もしました。こんなだったら、待つんじゃなかった。。。アハハ。
春巻きの皮で500円強って高いですよね?!
ちなみにLAの春巻きの皮事情ですが、
私はやっぱり日本の薄い春巻きの皮が好きなのですが、売ってるお店は日系でも限られます。
アメリカで作られている皮は、日系、チャイニーズともちょっと厚めな物がほとんど。
チャイニーズのメーカーだったか、シナモンの香りがする春巻きの皮があるんですよ。
バナナなどを巻いたりと、デザート春巻きを作るならいいけど、
おかず春巻きは、シナモンが好きでないこともあって、合わない気がします。
たまにそれを使った春巻きを出すレストランがあって、当たると辛い。。。
この春巻きの皮は、手作りらしく端も揃っていません。でも 意外に薄い。
値段だけのことはあってか、1パウンド(450G弱)入っているので、
何枚か数えてなかったけど、20枚近くはあるので結構使えます。
やっぱり作るならと、王道の揚げ春巻きを作ってみました。
中華風を作るのが面倒な時に良く作る、
簡単ポテト春巻き by kapacyan
具は千切りにしたジャガイモとニンジン、ベーコンを炒めて、塩コショウで味付け。
コショウはブラックペッパーをガリガリと大目に入れるのがポイントです。
塩コショウではなく、にんにく醤油で味付けしたり、その日の気分によって変わります。
手軽にある材料ですぐ作れるので、ついついこれになってしまいます。
それをこの皮で巻いたのですが(ほとんど旦那だったけど)
この皮の材料からもわかるように”粉、塩、水”のみで、皮を焼いている?乾燥させている?ため
つなぎがないから、ボサボサですぐ破けるのが難点。。。巻きずらい。
そして、これがまた、恐ろしいくらいに油を吸ってしまうのです。
いつも春巻きが半分くらい浸る少量の油で揚げているのですが、
たいてい油は残るのに今回は足りなくなるほどでした。恐るべし!
そういう時は、ペーパータオルでよく吸わせてから食べます。
温め直しの時は、オーブントースターで焼くと油が出てくれるので(下にアルミホイル必須)、
それをしっかりペーパータオルで吸ってから食べると気分的にいいですね(笑)
肝心の皮の味ですが、美味しい~。変なクセもないし、充分美味しいです。
そして巻きづらかっただけあって乾燥しているせいか、パリパリしてこれまたいい。
でも 以上な理由から このためにまた買うかは疑問。。。
残った高級な皮を無駄にしないために作ったのが、↑これ。
春巻きの皮でパリパリチーズ by kapacyan
春巻きの皮がちょっとだけ残った時に良く作るのですが、
そういう時にはもってこいのレシピですよ。
まず油を引かずにフライパンを温めます。もちろんロッジ使用。
油を引かなくてもチーズの油も出てくるので大丈夫。
1枚の春巻きの皮にTrader Joe'sのパルメザンチーズをピーラーで切ってちらし、
これまたブラックペッパーをガリガリとして、もう1枚の皮でサンドしたものを
両面焼いて出来上がり。
という簡単な物なんですが、
これが旦那も絶賛するほど、自分でもびっくりするほど美味しかった!
パリパリしていて、味がいい!
皮って薄いけど、やっぱり好みの味というのがあるんですよね。
そしてTrader Joe'sで買ったパルミジャーノ・レッジャーノよりも格安なパルメザンチーズを
使ったのですが、これまた意外に美味しかった。
パルミジャーノ・レッジャーノで作ったら、もっと美味しいだろうな~。
他のチーズでもいろいろ楽しめそうだし。
パリパリチーズのために この高級春巻きの皮を買いたい!という思いはありますが、
きっとまた数年先になりそうです。。。
で、結局、ベトナム料理としては使いませんでした。。。