やっと旬になりました。
以前、
餃子の記事で書いた「一番餃子に合うと思う食材」が売られるようになりました。
私が一番餃子に合うと思う食材は、このフレッシュ・ガーリックです!
(スプリング・ガーリックという呼び方もあります。)
ニンニクとして売られている球根部分がちゃんと出来る前の状態、
ちょっとニンニク部分が出来た頃の物ですね。
ニンニクと言えば、この緑の葉が枯れて切られた球根部分だけが売られていますが、
この時期の物は、葉の部分も食べられるのです。
以前、餃子の記事で書いた
台湾リークですが、日をあけてスーパーへ行ったら、
根元にニンニクが出来た物が台湾リークとして売られていました。
な~んだ、私の求めていたフレッシュガーリックのもっと早い時期の物だったのね~。
これがニンニク部分を切った断面図。とっても水水しくて、その名の通り、フレッシュです。
ちなみに日本で売ってるニンニクの芽、アメリカでは見かけないな~と思っていたら、
↑これが袋に詰め込まれて売られていました。
ニンニクの芽は、花茎にあたり、葉の間から茎が伸びて、花のつぼみがつくのですが、
球根部分を太らせるために切られてしまうようです。
写真手前のとがっている手前の白いふくらみが花のつぼみ。
そして切られた部分がニンニクの芽として売られているというわけ。
アメリカは、長さなどを揃えず、切りっぱなし、
日本は、きっちり長さを揃えて、売っているんですね。お国柄が表れています。
アメリカで探す時は、日本のニンニクの芽を想像せずに袋詰めを探しましょう。
GARLIC STALK(ニンニクの茎)という名前で売ってます。
今回、餃子を作るのに買ってきたフレッシュガーリックを
葉とニンニクの部分を分けて刻みました。1束刻んだのに意外に少なくてびっくり。
緑が葉の部分で、白いのがニンニクの部分です。
ニンニク部分は皮もやわらかいので、外側の皮以外は全部刻んで入れました。
お肉は豚ひき肉と、歯ごたえを出すために豚バラの角切りを包丁で細かくして混ぜました。
味付けは、ごま油や塩コショウ、お醤油、オイスターソース、紹興酒、
そして隠し味の甘みを出すためにリンゴをすって入れてみました。
今回の皮は、水餃子用に強力粉400g分とお水で。
いつもは、焼き餃子用にオールパーパス(中力粉)と熱湯で作るのですが、
今回、強力粉だったせいか、焼き餃子よりも伸ばすのに力がいりました。
でも さすが強力粉、下手に伸ばしても破れません。
これは期待できそうな皮だわ~と、包んで茹でてみると、
皮がすごくモチモチしていて、焼き餃子の皮よりいいかも!
茹でたのを焼いてもいいしね。
味もさすがフレッシュガーリック、美味しかったです。
普通のニンニクより味がマイルド。
だけどやっぱりニンニク臭はあって、特に触った手には翌日も残っていました。
今回、納得いく味に作れたので、お友達にもおすそ分け。
フレッシュガーリックは、ファーマーズマーケット、コリアンスーパー、
チャイニーズスーパーに売ってます。
「今、時期じゃないよね?」と思う時にもコリアンスーパーで見かけることがあるので、
コリアンスーパーが一番手に入りやすいかもしれません。
ご興味がある方は、探してみてください。