世界三大珍味と言えば、キャビア、トリュフ、フォアグラ。
最近、パリのキャビアの話をしてくれた、あなた!にご報告です。
庶民の私には、遠い存在の世界三大珍味ですが、
格安の$44で、その3つを一度に食べられると、ある方のブログで知り、行ってきました!
過去に3つとも食べたことはありますが、披露宴やパーティーで食べた程度で、
自分からそれを目当てに というのは、初めて。
Petrossian Paris Café & Boutique
以前からビバリーセンターの近くにキャビア専門店があるのは知っていましたが、
前よりも広くなり、レストランスペースも出来ていました。
レストランに行った次の日に たまたま漫画”美味しんぼ”12巻を読んだのですが、
そこに出てくるほどのパリの有名店ペトルシアンだったとは、知りませんでした(笑)
格安の理由は、このメニュー上にも書いてありますが、
dine LA。
今年の1月に初めて利用してみたのですが、LAの260店の有名レストランが参加して、
お店のグレードにより値段が違うのですが、
ランチ$16,$22、$28、 ディナー$26、$34、$44で
前菜、メイン、デザート(各3つのメニューから選択)が食べられるという期間限定のイベントです。
高級レストランには滅多に行けないけど、ちょっと味わいたい、
でも 高いお金を出して、美味しくなかったら悲しい、と思う私にもピッタリ(笑)
1月に行ったSIMON LAは、メニューも量も本当にお得感を感じました。
けど、今回は、惹かれるメニューがなかった。。。
今回、他のレストランにも行きましたが、
量が少なく、本当にお試し用って感じなレストランもあったので、選びようだと思います。
今回のレストランは、さすが高級店だけあって、ディナー$44でした。
と言っても服装は、カジュアルでもOK。
お店の外にもテーブルがあって、食べられるようになっているのですが、
近所の人が犬の散歩がてら、集まっているテーブルなどもあり、全然堅苦しくありません。
Foie Gras Salad - Haricots verts, toasted walnut, truffle vinaigrette $22
まず前菜で選んだのが、フォアグラのサラダ。
黒トリュフ入りのフォアグラの下には、日本のいんげんよりもちょっと細く、若くて癖がない感じの
Haricot Vertsのみじん切りとくるみのサラダがぎっしりでした。
このトーストした薄い食パンにのせて食べます。
ねっとりとしたフォアグラととHaricot Vertsのシャキシャキした歯ごたえ、いい食感です。
フォアグラは、今まで食べた中で一番!と、心から美味しいと思えるお味でした。
フォアグラもHaricot Vertsも美味しいんだけど、とにかく量が多く、食べきるのがやっとでした。
同じフォアグラがお店で売っていて、買おうと思ったら、1つ$230ですって(驚)
真ん中の黒い部分はトリュフで、食感はナッツのようでしたが、
残念ながら、香りがわかりませんでした。
以前も代官山のレストランで、「フランスから今日届いたばかりの黒トリュフです!」と瓶を開けて、
香りをかがせていただいたことがあるのですが、”のりの佃煮”の香りにしか思えなかった。。。
もちろん、恥ずかしくてそんなこと言えませんでしたが、皆さんは、どのように感じるのでしょうか?
さらにその時、テレビにも出ている有名シェフが、目の前で、
黒トリュフのみじん切りがたっぷり入ったオムレツを作ってくれて、いただきましたが、
ナッツのような食感がとっても良く美味しかったけど、香りの記憶がほとんどありません。
というか、食感以外のトリュフの良さがわからないんですよね(苦笑)
嗅覚は悪くない方だと思うんですが。。。
Napoleon Tartare - Hand sliced steak tartare with layer of caviar $26
メインは、生肉なのでちょっと迷ったのですが、やっぱりキャビア専門店に来たんだからと
頼んでみました。
もちろん、お目当ては、生肉ではなく、キャビア。
上にキャビアが乗ってますが、タルタルステーキにサンドされている黒く見えるキャビアの量が
半端じゃない。
最低30g30ドル以上というキャビアを売っているお店なんですが、とにかくたっぷりです。
キャビアは塩味が効いていて、ちょっとぬめっとしていて、それなりに美味しい(笑)
生肉は、ケッパーや玉ねぎ、薬味がたっぷりと入っていて、肉臭さは全然感じません。
何も聞かずに食べたら、ちょっと硬めなお刺身と思ってしまうかも。
キャビアの塩味で食べる感じでした。が、これも相当な量で、私は半分を持ち帰りました。
アメリカは、高級店でも持ち帰りをさせてくれるのでいいですね。
これもカリカリに焼いたバケットに野菜と一緒に乗せて食べるのですが、
バケットなしで、それだけで食べるにはちょっと飽きる量と味でした。
というか、これも前菜的なお料理なので、それが原因かも。
な~んて贅沢なコメントですね。。。
Braised Short Ribs - Yukon gold mashed potato, burgundy sauce
これは、一緒に行ったお友達のショートリブの煮込み。
クリーミーなマッシュポテト、とろけるように柔らかいお肉、
そして煮込みの濃厚な味がたまらなく美味しい。
前菜続きな私には、その味見が美味しいこと、美味しいこと。
たいていのテーブルでは、まずキャビアだけを別オーダーしてから、
dine LAのメニューを頼んでいました。
もし、今度行くとしたら、フォアグラサラダは、一人で食べてもいいけど、
ナポレオン・タルタルは、一人で食べずに分けて、あとは他の物を頼もうと思います。
やっぱり、メニューやバランスって大切ですね。
デザートは、みんなそれぞれ違うのを頼みました。
Petrossian Chocolate Moeulleux $8
アメリカにしては、甘さ控えめなチョコレートケーキ、フォンダンショコラ。
デザートが来てから、パーキングにコインを入れに行ったので
(お店にパーキングなし、ストリートパーキング、近所の住宅街はパーミットがいるので注意)
焼き立てを食べられなかったのですが、温かいと中からチョコレートがとろけるようです。
Sicilian Pistachio Creme Brulée $8
これは、ピスタチオのクリームブリュレだけど、ピスタチオの味は全然しませんでした。
Vanilla Panna Cotta, White Peach Espuma $10
メニューには、バニラパンナコッタにホワイトピーチとありますが、
この赤いソースはクランベリーのような味でした。
つっこまなかったけど、前半はホワイトピーチで作られたのが出ていたので、
後半にホワイトピーチがなくなったと思われます。でも 美味しかったです。
普段は、これに$5足すとキャビアも乗せてくれるようです。美味しいのかな?!
一緒に行ったお友達と世界三大珍味を食べた結論は、
「少しの量を楽しむ程度でいいね!」でした(笑)
私はフォアグラ以外は、食べなくてもいいかな~と。
そして、やっぱりトリュフの良さがわからない庶民で~す(苦笑)
このdine LA、 10月16日までだったのですが、
なんと延長されて、10月23日までやっているようです。
もし、AMEXのカードを持っているのなら、事前登録して、期間中3店舗以上で
そのカードを使うと、$20のクレジットがもらえるようです。
ちなみに 料理の普段の値段を入れておきました。全く同じかはわかりませんが、参考までに。
dine LA中は、前菜、メイン、デザートを一つづつ選んで、その3つで$44です。
トータル$58分の料理だったので、やっぱりお得ですよね。
それも飽きるくらいに三大珍味が食べられますから。
まだ今週、チャンスがあるので、いかがですか?